自律的な社会的行動 2
金銭の寄付行為は、一般に個人の自由意思によらなければならないのですが・・・
寄付により病気の子どもの命が救われるという道徳的な要素も強く持っています。
町内会で寄付金を集める場合は、多分に慣習の要素を持つことになります。
道徳領域だけから判断すると、多額の寄付をしなければならないでしょう。
しかし、私たちは「数百円程度の金額であれ、多くの人が寄付することにより子どもの命が救われます。
この程度が社会通念上適当でしょう。
少額でも寄付という行為を通して世の中に貢献していきたい」というように、各領域からの見方を調整して、一つの行為を決定しています。