健康管理についてまず指摘しておきたいことは、労働者の安全と健康保持を守る責任、快適な作業条件・環境をつくる義務が使用者にあるということです。
安全で使いやすい機器・設備、疲れや障害の起こらない環境、心身ともに健康になる作業条件を使用者が責任をもって確保する必要があります。
同時に、VDT労働の健康障害は医学的に十分解明されておらず、万全の防止策も確定していないという現状をしっかりとおさえて対策をすすめなければなりません。
国内外の各分野の専門家が競ってこの新しい労働と健康障害の解明をすすめている途上で、まだ十分にわかっていない健康管理を使用者まかせ、産業医まかせですますわけにはいきません。
これが他の業務の場合とちがう、VDTの健康管理上の問題です。
労働者自らがモルモットにされているという状況から、健康問題はVDT作業者が自分と仲間の健康に注意をはらい、労働者の自主的な職場点検、健康調査、学習、相談活動を補償させなければなりません。
使用者と産業医による一方的な健康「管理」をやめさせ、労働者の生の声、健康への懸念や不安、健康実態にもとづいた具体的な対策を進める必要があります。
職場労働者の自主活動とあわせて、職場の声が通る安全衛生委員会の活動も重視しなければなりません。
確かに、職場内でもっとコミュニケーションをとれるようにしたほうがいいですね。